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がん治療は「何でもありのいいとこ取り」
Q.みうらクリニックの統合医療の特徴は?
まず初めにお伝えしておきたいのですが、当クリニックでは統合医療や東洋医学を取り入れた診療を行っていることから、「西洋医学を否定している」とみられがちですが、そんなことはないのです。
当クリニックでも、患者様のご希望に応じて西洋医学的治療は行いますし、私自身も、体調が悪い時には漢方薬などを飲みます(笑)。
即効性が高い、保険が適用されるお薬も、費用が抑えられるなど、西洋医学的治療にも色々なメリットがあります。
患者様によくお話しするのですが、現在の西洋医学的治療は、江戸時代などの昔の人では預かれない恩恵ですし、今でも経済的な事情などにより、その恩恵が受けられない方がおられます。
なので、それが必要なら使えばいいと思っています。
がん治療は「何でもありのいいとこ取り」です。
使えるものは、なんでも使えばいいというのが、私の基本的な考えです。
変に凝り固まる必要はありません。
例えば抗がん剤にしても、当クリニックへお越しになる患者様の中にも、私が抗がん剤を否定していると思われている方がいらっしゃいますが、そんなことはなく、必要な時は使えば良いというスタンスです。
「どちらか」ではなく
「どちらとも」
Q.西洋医学と統合医療は対立するものではない?
西洋医学的治療と統合医療の対立が、極端な形で現れている現状がありますが、当クリニックのスタンスはそれとは異なるものです。
「どちらか」ではなく、「どちらとも」でいいのではないかと考えています。
実際の治療では、まずは患者様のご希望をおうかがいして、西洋医学的治療をご希望になる場合には、必要に応じてお薬を処方します。
「薬の量を減らしたい」「薬に頼らずに治したい」「西洋薬以外も試してみたい」という場合には、各種自然療法を組み合わせながら、お一人おひとりの体質に合った最適な方法をご提案します。
雑誌やインターネットなどで、抗がん剤を否定する向きの記事などを見かけることがありますが、そうした情報に踊らされずに、まずは専門家へご相談いただければと思います。
私は毎月100~150名のがん患者様を診ておりますので、そうした経験・実績から、適切にアドバイスさせていただきます。
Q.統合医療選びで迷われている方へお伝えしたいことは?
「抗がん剤治療」「放射線治療」「外科治療」という3つが、いわゆるがんの3大治療ですが、それ以外にも色々な治療方法があります。
また、抗がん剤の効果を否定するつもりはありませんが、全員に効くわけではありません。
なので、単純に「選択肢は多い方が良い」と思います。
しかし、何でも良いわけではありません。
統合医療にも色々な種類があり、それらのうち、どれが患者様に最適なのかを見極める必要があります。
専門家の目で見て効果が期待でき、さらにその方の体質に合ったものをご提案することが、当クリニックが大切に考えている「統合医療のコンセプト」です。
現在、当クリニックの統合医療では、豊富な治療メニューをご用意していますが、この状況は、私が選んで取り入れていった結果というよりも、患者様から「この治療を受けたい」と言われて、精査した上で取り入れているうちに、気がついたら増えていたという感じです。
日々の診療中で、学びながら取り入れていったものばかりです。
今もあまり効かない治療方法などは止めたり、技術の進歩により治療方法が変われば、それに対応したりするなど、常にブラッシュアップしています。
もし今、「どの治療を受ければいいのかわからない」とお困りでしたら、是非お気軽に、当クリニックまでご相談ください。