難病といわれても
あきらめない

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病気は、罰ゲームではありません
病気を通じて、より良く生きるための「気づき」を得ていただければと思います

Q.カウンセリングではどのようなお話をされますか?

Q.カウンセリングではどのようなお話をされますか?

がんなどの難病でお悩みの方には、「病気を治すこと」を目的とするのではなく、「病気を治して何がしたいのか?」「何のために病気を治すのか?」という目的意識を持ってもらいたいと考えています。
病気は、罰ゲームではありません。
病気を通じて、より良く生きるための「気づき」を得ていただければと思います。
実際に、がんなどの大きな病気がきっかけで、生き方が変わる方もおられます。

Q.がんと宣告されて、大きなショックを受けている方にお伝えしたいことは?

「病気」になっても、「病人」にならないでください。「病気があっても楽しく生きましょう」ということです。
がんと宣告された患者様や、そのご家族は、映画やテレビで見た「がん患者」と「その家族」を演じ始める傾向にあります。
映画やテレビで描かれる「つらくて悲しいがん患者と、その家族」をなぞり始めるのです。
こうなると、患者様やご家族のまわりに、「がんによって、つらく悲しく死んでいかなければいけない」みたいな雰囲気が充満するようになって、現実でもそうした結果を引き寄せてしまうことがあります。
こうした時、よく私は「脳の機能」についてお話しするのですが、脳は善悪の区別がつきませんし、現実と非現実の区別もつきません。
そのため、「つらくて悲しいがん患者と、その家族」を演じていると、そのイメージ通りの結果を引き寄せてしまうというわけなのです。
一方、がんを克服されている方の多くは、たとえ医師から余命宣告を受けたとしても、それを鵜呑みにしないという気概を持たれていますね。
「医師の言うことをそのまま受け入れなかった」という方のほうが、がんを克服されている方に多いという風にも言えます(笑)。

Q.がんなどの難病を宣告された方へ、どのようなケアをされていますか?

当クリニックでは一般的な治療に加えて、「食事療法」「心理カウンセリング」「オゾン療法」「点滴療法」「低放射線ホルミシス療法」「東洋医学・漢方内科」などの統合医療をご提供しています。
しかし、統合医療にも色々な種類があり、玉石混淆の状態といえます。
食事療法にしても、サプリメントにしても、「どれを選べばいいのかわからない」という方もおられるかと思いますので、これまでの経験で培った「専門家の目」で、効果が期待できる治療や、その方の体質に合った方法などを選別して、ご提案するようにしています。
当クリニックで対応することが難しい場合には、適切な専門機関をご紹介させていただきます。

「肉体を卒業するその時まで、いかに楽しく生きるか?」
そのことにフォーカスするべきではないでしょうか?

Q.がんなどの難病を治療する上で、大切に考えていることは?

自分でも「医師としてどうなのか?」と思うこともあるのですが(笑)、実は私は、あまり「病気を治すこと」に興味がありません。
それよりも、「みんなで一緒に幸せになるためには、どうすればいいのか?」ということに関心があります。極論を言ってしまえば、がんが治っても人はいつか必ず死にます。
私も皆様も、200歳まで生きることはできないのです。
であれば、「肉体を卒業するその時まで、いかに楽しく生きるか?」ということにフォーカスするべきではないでしょうか?
この時、病気の有無はあまり関係ありません。
病気があろうとなかろうと、「どうやって幸せになるか?」ということを主眼において、皆様と色々なお話をさせていただければと思います。
そういう意味では、私は普通の医師よりも少し先に「ゴール」を設定しているのかもしれません。
普通の医師が「病気が治る」ことをゴールに設定しているのに対して、病気の先にある「幸せ」をゴールに設定しているわけですから。

Q.そのようなお考えに至った理由を教えてください。

Q.そのようなお考えに至った理由を教えてください。

実は私自身、これまで、3回死にかけた経験があるんです。
いきなり倒れて命を落としかけた経験を通して「人はいつ死ぬかわからない。それなら毎日を楽しく生活した方が良い」と思うようになりました。
仮に不治の難病になったとしても、死ぬまで毎日悲しく過ごすのはもったいないと思います。